更新日:2020年11月26日
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「食育」は、「食」についての知識と「食」を選ぶ力を身につけて、正しい食生活を送ることのできる人を育てることです。
平成17年に成立した食育基本法では、生きるための基本的な知識とされています。
「食」の大切さや感謝の気持ち、伝統的な食文化など「食」に関するさまざまなことを受け継いでいくことです。
食は生きるための心と体のくすりです。みんなで「食」について考えてみましょう。
「食」は私たちが生きていくために欠かせないものですが、「食」をめぐっていろいろな問題がでてきています。
私たちのまわりにはたくさんの食べ物があり、好きなものをいつでもどこでも好きなだけ食べることができます。
そんな豊かさの中で、食べ物のありがたさが見えにくくなり、食べ残しなどによって食品が捨てられるなど食べ物や農林水産業の大切さを忘れがちになっています。
また、生活スタイルがさまざまになり、核家族や共働きの世帯が増えてきている中で、これまでは日ごろの食事の中で自然と身についてきた基本的な知識を伝えることが難しくなってきました。
その結果、栄養バランスが偏ったり、不規則な食事が増えて、健康にも影響がでてきています。
このため、子どもから大人までみんなが、地域の農林水産物を知り、「食」についての知識や正しい食習慣を身につけて、健全な食生
活をおくることができる力を育てる「食育」が必要になっています。
「食育」という言葉を聞くと、なんだか難しそう・・・と感じていませんか?
「食育」は決して難しいことではなく、誰でも簡単に取り組むことができます。
また、普段なにげなく行っていることが、実は「食育」だったりします。
一人暮らしの人は、毎日はできなくても、時には友人や職場の仲間と一緒に食事をとり、食べる楽しさを味わいましょう。
「今まで朝食抜きだったのに、急には食べられない」という人は
ヨーグルトや牛乳、バナナ、ゆで卵など軽い食事からチャレンジ。まずは食事の習慣を身につけましょう。
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