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ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > 健康 > 感染症情報 > 日本脳炎の予防に努めましょう!

更新日:2023年2月17日

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日本脳炎について

 

日本脳炎とは?

日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄等)の疾患です。

症状は?

ウイルスを持つ蚊に刺された後も症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんどですが、症状が出る場合には、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐等で発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)を生じます。
大多数の方は無症状に終わりますが、脳炎を発症した場合の死亡率は20~40%といわれており、幼児や高齢者では危険が高くなります。

感染経路は?

ヒトからヒトへの感染はなく、ブタ等の動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)等がヒトを刺すことによって感染します。

防蚊対策について

コガタアカイエカは、水田・沼地で発生し、活動範囲(飛行距離)は8km程度移動したという報告もありますが、おおむね2km前後とされています。
また、コガタアカイエカの活動は日没後になります。

予防するには?

  1. 蚊に刺されない工夫
    • 長袖、長ズボンの着用
    • 水たまりの除去(蚊の発生が起こりにくい環境づくり)
    • 防虫スプレーや防虫薬をこまめに使用するなど
  2. 日本脳炎ワクチンの予防接種
    • 平成25年度の日本脳炎ワクチン定期予防接種は、3歳と4歳、第1期の定期接種が完了していない7歳又は8歳、9歳又は10歳、18歳が積極的勧奨の対象です。
  3. 十分な休息
    • 休養、栄養、睡眠を十分にとり、過労をさけるよう健康管理につとめる。

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