更新日:2023年7月29日
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Uターン者のAさんに、「移住前の暮らし」と「かのやの暮らし」を比較してもらいました。
Aさんの場合
年齢:30代 |
10代で上京しましたが、いつかは鹿屋に帰りたいという思いがあり、夫には結婚前にその気持ちを伝えてありました。
夫も鹿屋を気に入ってくれていて、夫の仕事の区切りがついたところで、家族で鹿屋への移住を決めました。
東京 | かのや |
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形態:賃貸マンション
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形態:賃貸マンション
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Aさんは、専業主婦から会社員に。
ご主人は、異業種に転職。
さて、暮らしはどのように変化したのでしょうか?
東京 | 鹿屋 |
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給料 | |
夫の稼ぎのみでしたが、鹿屋よりも給与水準は高く、今の仕事の倍以上のお給料をもらっていました。 |
夫婦共働きですが、世帯収入は東京で夫が一人働いていた時の方が多いです。 |
残業 | |
主人の前職は残業が多く、帰りはいつも21時以降。 サービス残業もありました。 |
二人ともできるだけ定時の17時に帰るようにしています。 残業をしたら、残業手当がしっかりつきます。 |
やりがい | |
夫は出世もしていましたし、やりがいは感じていたと思います。 でもあまりにも忙しかったのと、ある程度やりたいことを達成できたようで、あるとき、「この仕事はもういい」と思ったようでした。 |
私は働ける喜びを感じていますし、夫も、お給料はかなり下がりましたが、今の仕事にやりがいや喜びを感じているようで、いきいきしています。 仕事はお給料が全てではないのだと感じました。 |
休暇 | |
不定休で、家族で出かけられるのは夫が休みの平日がほとんど。休日でも仕事の電話がかかってくるし、有休もほとんどとれない状況でした。 |
有休もしっかりとれるし、土日が休みなので家族で過ごせる時間がかなり増えました。 子どもが学校に上がっても、家族で行事等に参加できるので安心です。 |
かのやの生活は平日の余暇時間が十分に確保できています。
東京 | かのや |
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余暇時間 | |
夫は平日は帰りが遅く、食事やお風呂を済ませたら就寝。 仕事では昼休み返上で働いており、昼食も満足にとれない状況で、自由時間というものはほとんどなかったように思います。 |
仕事のあと、夫と二人で保育園のお迎えに行ける日も多いです。 昼休みもしっかり休んでリフレッシュできています。 家族そろってごはんを食べたり、家族の時間がずいぶん増えました。 |
東京 | かのや |
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子育て | |
私の住んでいたまちは子育て世代に人気のあるまちで、おむつ用のごみ袋が無料だったり、公園や児童館も多い地域でした。 ですが、夫は仕事が忙しく、私のワンオペ育児状態。普段はほとんど子どもと2人きりで過ごしていました。 子どもが小学校に上がるまでには鹿屋に帰りたい、という気持ちが強かったです。 |
共働きなので、夫婦で協力して子育てしています。実家を頼れるのも大きいです。 子どもは、今まで私と二人きりで過ごす時間がとても長かったのですが、今は保育園に行っていて、また、身近にいとこもいるので、子どもにとってもよい環境だと思います。 |
買い物 | |
大規模なショッピングモールも近くにあるし、日常の買い物にも便利なところでした。 | コストコやIKEAなど、鹿屋にもあったらいいなぁと思うことはあります。でも、鹿屋にもいろんなお店があって、普段の買い物で不便を感じることはありません。 |
食 | |
鹿屋に比べて、スーパーの食品売り場には、外国産のものが並んでいる割合が多かったように思います。なので意外と食費は安く済んでいたかもしれません。 |
肉や魚、野菜など、生鮮食品は新鮮で安くておいしいです。鹿屋で暮らし始めてから、食材の産地を以前より気にかけるようになりました。 また、家庭菜園をしていて、季節の野菜はもぎたて新鮮なものを食べられる楽しみがあります。 |
東京に比べて、鹿屋では、時間がゆっくり流れるような感じがします。 おいしい食べ物を食べて、おいしい空気を吸って…やっと人間らしい生活ができるようになった気がしています。 鹿屋で暮らすようになってから、夫はとても健康的になりました。それどころか、夫も私も、鹿屋にきてから10キロ近く太ってしまったほど!それだけ食がおいしく、ストレスフリーな環境ということだと思います。 |
転職して、お給料が半分以下になってしまった夫に、後悔していないか尋ねたことがあります。間髪入れずに、「全然してないよ!」と答えてくれました。 人生において、大切なものって何でしょうか。 一生懸命仕事をして、たくさんのお給料をもらう。 それももちろん素晴らしいことですが、それで体を壊してしまったり、家族の時間がなくなってしまっては意味がないと思うんです。 もし今の生活にストレスを感じていたり、何かを変えたいと思っているのなら、私たちのような選択肢もあることを知ってもらいたいです。 東京での暮らしもよかったけど、やっぱり、鹿屋に帰ってきてよかった!と感じている毎日です。 |
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