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更新日:2020年3月5日
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「かのや『ばら』と『海』フォトコンテスト2016」は、かのやばら園の「ばら」と鹿屋の「海」の素晴らしさを全国に向けて情報発信しようと毎年開催しているもので、県内外から応募のあった407点(ばらの部310点、海の部97点)の作品を写真家の浅井愼平氏が審査し、26点の入賞作品を決定しました。
~浅井愼平氏コメント~
とにかくバラエティに富んでいる点が良かったです。
作者の数だけ個性的なものの見方が出てきていて激戦でした。
初期のころは割と似たようなタイプの写真が多かったのが、それぞれ自分の見方あるいは工夫がされるようになって、それだけ作品が多様な感じがします。
作者は大変かもしれませんが、見る方は楽しいんじゃないかなという印象を受けました。
写真の撮り方の工夫も、構図の問題も、時間帯も、色彩も、それこそ早朝から深夜まで狙って、決められた約束の中で、これだけの皆さんが自由に写真を撮ることに挑戦されているのが嬉しいですね。
ばらの部は、 ばら園という条件がありますが、フォトコンテストが始まった当初は、割とクローズアップを撮って似たような作品になりがちだったものが、だんだん個性的になってきて、工夫されるようになってきていることは、審査する側としては嬉しいです。
海の部も、 これまでは限られた海のところで撮っていて、これも似たようなものでしたが撮影地も多様になり、皆さん自分の見方ができるようになってきています。
「海」は、いつも「ばら」と比べると負けそうになっていたのが、今回は負けていません。
「ばらの部」、「海の部」とも、多様なバリエーションの様々なものの見方を、できるだけたくさん拾い上げられるような審査結果になればいいなと願っていましたが、結果としてそういう状態に段々なってきたことは非常に良かったなと感じます。
<受賞コメント>
この度はばらの部で最高の賞グランプリを頂き、有り難うございます。
前回平成20年に特選を頂き、毎年応募していましたが、入選できなくてこの度はびっくりでした。
バラは大好きなので、これからも撮影に出かけたいと思います。
<講評>
黒のバックを選ぶことで、期せずして花の美しさを細部まで克明に出せているように思います。
構図、色彩、ライティングも安定していて、完成度の高い作品になっています。
<受賞コメント>
昨年に引き続き、準グランプリを頂きありがとうございます。これからもますます精進して行きたいと思います。
<講評>
何気ないようで、バックの色彩とバラの色の関係が非常に個性的です。
真正面からてらいなく、堂々と被写体に向かっている姿勢が写真を強いものにしていて、気分の良い作品でした。
<受賞コメント>
ライトアップの日、夕方空が青くなるのを待って40~50枚撮影した中の1枚です。
今回の受賞は今まで以上に嬉しいです。
<講評>
周辺の空気感、夕闇がやがて夜にいく前のばら園の空気、温度、におい、といったものがうまく構成されています。
構図や光の作りかたも巧みで、観察力があります。
「珍しい色の花」森山 明美
<受賞コメント>
バラの花は美しいので、カメラで撮る時も、その後写真にして1枚1枚見る時も、楽しい気持ちになります。その上賞もいただけて、本当にうれしいです。
「天の川とバラ」竹下 政博
<受賞コメント>
今回は、海部門にて入賞を確信していましたので、意外な結果でした。
次回、頑張ります。ありがとうございました。
「雨にぬれた恋」新村 義光
<受賞コメント>
2年ぶり3回目の特選でした。
上位をねらっていますが、なかなかです。来年はきっと・・・・・。
「雨に唄えば」田中サキ子
<受賞コメント>
数年ぶりの受賞、とても嬉しく思います。雨の中、被写体に向き合った作品でした。
今回を機に、又写真の撮り方を工夫しながら挑戦していきたいです。
「灼熱のばら」吉永 文哉
<受賞コメント>
昨年に引き続き入賞できて嬉しく思います。ばらはそれぞれ個性があり魅力的な被写体ですが、いつも平凡な絵柄になってしまいとても難しいです。今回はマクロレンズで花芯を思い切り拡大し色彩の面白さを狙いました。今後も引き続きばらの撮影に精進したいと思っています。
「宇宙花」有村 正行
<受賞コメント>
何回か出品するが、今年初めての入賞ありがとうございます。
作品はシンプルで宇宙を飛んでいるみたいでした。
「ファンタジー」堀之内 誠
<受賞コメント>
この度は初めての入賞うれしく思います。
逆光に映えて美しいバラを、清潔で爽やかな印象にするため、空をバックにハイキー調に描写しました。
「競い咲き」辻 典昭
<受賞コメント>
今回昨年に続き入賞できたことは、とてもうれしく思っております。
毎年、春と秋のばらのシーズンがとても楽しみです。これからも私なりにばらの美しさを表現していきたいと思います。
「とまどい」潟永 和子
<受賞コメント>
この度は特選入賞をいただきありがとうございました。このバラにカメラを向けた時、「可憐な少女が頬を染めてうつむいている」そんな顔が思い浮かびました。これからも大好きなバラの花の表情を撮影していきたいと思います。
「バラと光のファンタジー」福重 守郎
<受賞コメント>
撮影当日は雨が降り心配していましたが始まる直前雨が止み、この様な写真ができました。ありがとう御座居ました。
「ファーストキス」竹之内 麻里
<受賞コメント>
今回、入賞できて心からうれしく思います。またカメラを持ってばら園を歩くのが楽しみです。
「霧雨の中にかがやいて」岩田 サツ子
<受賞コメント>
数年前、1年余りの入院生活、そして車イスの生活に心が少し疲れ落ち込んでいた私を主人がバラ園につれて行ってくれました。それは本当に美しく心がとても癒されました。それから毎年の様に来ています。今年は雨の日になった、でも美しいバラもあるはず、期待どおり霧雨にぬれても凛と輝いて美しいバラたち、その姿は、まだ障がいが残っている私をとても勇気づけてくれました。私の思いを込めた作品を選んで下さり、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
「命の輝き」諏訪園 保
<受賞コメント>
撮影は6月豪雨の日に雨上りをハラハラしながら待って撮ったものです。
この日は宇宙アサガオの苗をいただいたので鉢に植え大事に育てたらキレイな花が咲いています。有難うございました。
「黄昏時」渡邊 忠彦
<受賞コメント>
浅井愼平氏の審査で選ばれたこと、驚きと喜びでいっぱいでした。撮影していると、いろんな表情のバラが見られ、つい夢中になってシャッターを押します。今回は、バラと時間と気持ちがうまく合ったのかも知れません。写真は難しいと思いますが、これを励みにまた挑戦していきます。
「ムーンライトセレナーデ」山野 洋介
<受賞コメント>
月夜のバラは美しいです。
もっともっと深く美しく撮ってあげられたらと思います。
「夢の中の薔薇」長 勝幸
<受賞コメント>
小雨の少し暗い朝、密かにポツンと咲く薔薇の花が大好きです。今年も目にとめていただきありがとうございました。
<受賞コメント>
久しぶりの受賞で嬉しいでした。有難うございました。
主人公のネコ君とも喜びを分かち合いたいと思います。お礼は何が良いでしょうか?
<講評>
鹿屋独特の風景の中で、ネコがまるで自分が主役であることを知っているような顔をしている、非常に個性的で楽しい作品でした。暮れゆく港の「とある日常」の空気感、情景がうまく捉えられています。
<受賞コメント>
入賞決定通知が届いたその日は、家族と一緒になって喜び盛り上がりました。
この日は穏やかな一日でした、日没時には空に広がった夕焼けが水面に反射して二度とない美しい表情に変り、震えるような思いでシャッターをきりました。
今後も賞に関係なく、錦江湾の美しい風景写真を撮り続けたいと思っております。
<講評>
夕映えの素晴らしさの中に、刻々と変わっていく自然の風景を巧みに止めて見せています。
色も含めて、作者が感じていたものが、カメラにうまく残りましたね。
<受賞コメント>
まさかの受賞に、家族みんなで驚きと喜びの二重奏!
家族で初めての海釣りに出かけたら、カンパチロウさんとの奇跡の出逢い。
いつの間にか、2人っきりで良いムードに。
大自然をバックに、成長した我が子の姿を感じながら、思わずシャッターをきりました。出逢いに感謝。
<講評>
思わず笑みがこぼれるような、見る者をホッとさせてくれる良さがあります。
キャラクターと少年の組み合わせだけではなく、周りの空、海、はるかな陸上も、自然界の中の微笑ましい出会いをうまく止めています。
「爺ちゃんの夏」鈴木 弘信
<受賞コメント>
この度、この様な賞を頂きありがとうございました。たまたま通りかかった海岸で、海風と木陰で涼しげに昼寝中を撮らせてもらいました。爺ちゃん目が覚めてご免!
「きらめく海」中俣 秀昭
<受賞コメント>
今年も私の写真を選んで頂き嬉しいです。この写真は鹿屋からの帰りに写したものです。風待ちだったんでしょうか?きれいな色のヨットが2そう、浮かんでいました。海の色とのバランスが良いのではと思い、シャッターを切りました。来年も挑戦したいと思います。ほんとに有り難うございました。
「波と遊ぶ」伊地知 国雄
<受賞コメント>
5回挑戦して、ばらの部で3回、今回は海の部で初めて入賞することができて嬉しく思います。毎回悪戦苦闘しています。きらめく波の上を風に向かって突き進むウインドサーフィンを撮りました。
「二人の未来」石川 德美
<受賞コメント>
今回、海部門の特選に選んで頂きましてありがとうございました。美しい夕日を撮ることが出来て嬉しく思います。今後もバラそして海の写真を撮っていきたいです。
~浅井愼平氏アドバイス~
皆さん工夫されているので、昔に比べて技術的なことをだんだん申し上げなくても済むような状態になっています。
写真は対象をフレームするわけで、もっと高めていくためには、フレームの中での完成度をどこまで上げるかが大切です。
入選するかどうかは造形力の違いで、自分が撮ろうとしているものがどこまで自分のイメージどおりに撮れているかどうか、ということになります。
コンテストはどうしても比べられますので、自分で満足しているだけでは済まないんですよね。
勝っていく面白さと難しさ、比べられるということをどこか頭の隅に残しておくことも大切です。
また、優れた作品をよく見て、それを超えていこうとするエネルギーも必要で、大いにそれを楽しんで挑戦すれば、さらに面白い作品が出てくるでしょう。
ただ、全く違うタイプのものでも「良いものは良い」と認めることを大切にしないとよくないですから、今後も皆さんの個性を見逃さないように、審査する側も努力したいと思います。
今回のような多様性があれば、入賞できなかった方にもまだまだ可能性は残されていますので、楽しんで、時には苦しんで、自分の思い出に残るような作品を作ってほしいです。
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