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更新日:2026年4月2日

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感染性胃腸炎(おう吐下痢症)について

感染性胃腸炎の患者発生は、冬季にはノロウイルスが要因となり、春先はロタウイルスが要因となります。

最も有効な方法とされている予防は石けんと流水による手洗いという基本的な予防となります。また、ふん便や吐物の適切な処理や調理従事者の健康確認も大切です。

ウイルスによる感染性胃腸炎とは

ノロウイルスの場合

ノロウイルスによる感染性胃腸炎等は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
おう吐、下痢、腹痛などが主な症状となります。

症状がなくなってからも、ウイルスは、1週間から1か月程度便の中に排泄される場合があるといわれます。

健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。ノロウイルスについてはワクチンがなく、通常は対症療法が行われます。

感染しても発症しない場合(不顕性感染といいます。)や軽い風邪のような症状の場合もありますが、ウイルスは便の中に排泄されますので、予防は症状のある方と同様になります。

ロタウイルスの場合

ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、主に春先が要因となります。

おう吐、下痢、発熱が主な症状です。おう吐は1日5~6回になる場合が多く、激しいおう吐や下痢などにより、水分が急激に失われるため脱水も多く見られます。

ウイルスは約1週間くらい便の中に排泄されるともいわれますので、症状がなくなった後も数日間は周囲の方に感染させないよう、手洗いなどに注意する必要があります。

感染力

どちらのウイルスも、感染者のおう吐物や便の中に大量のウイルスが含まれており、その感染力は非常に強いとされています。咳やくしゃみなどでは感染しません。

潜伏期間

どちらのウイルスも非常に短く、およそ1~3日程度で症状が現れます。

予防方法

どちらのウイルスもほとんどが経口感染(口から体内に入ること)によるものです。

次の予防対策を徹底しましょう。

  1. 食事の前やトイレの後などには、必ず流水で手を洗いましょう。
  2. 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
  3. 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。

特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方の場合、加熱が必要な食品については中心部までしっかり加熱して食べましょう。

また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。

感染経路

どちらのウイルスもほとんどが経口感染(口から体内に入ること)によるものです。集団生活を行う施設等で感染者が発生した場合は、大きな集団発生へとつながる可能性があります。

  1. ウイルス感染者のふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染した場合
  2. 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ直接感染する場合
  3. 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その手を介して汚染した食品を食べた場合
  4. 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
  5. ウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

家庭内だけでなく、施設内での集団発生時に慌てないよう、平時のうちに確認をしておきましょう。

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