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更新日:2022年7月8日

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過去の参加者の声/かのや100チャレ

沼田 正樹(慶應義塾大学 法学部法律学科2年生)

沼田くん

参加のきっかけ

所属していた部活動で代々参加していたことで100 チャレに出会いました。
実際の行政の現場で働かれている方々に自分たちの考えた政策を評価していただける点にひかれて参加しました。
鹿屋での国内留学プランや農泊を通じたスタディーツアーの拡充といった教育に関する政策を提案しました。

参加してよかったこと

まず、グループで1 つの政策を考えあげ、それを全員で発表するという作業自体が自分にとってよい経験になりました。
中学・高校時代に100 チャレ以外にそのような機会はあまりなく、プレゼンの論理の組み立て方や、自分たちの考えを的確に伝える方法(図や表・スライドの構成など)を学ぶことができました。
加えて、自分たちで考えた政策に対するフィードバックをいただけたことでよい勉強になりました。
中高生なりにその政策の効果や実現可能性についてしっかり考え抜いているつもりでも、やはり至らない点は多かったです。
そのような部分を行政の現場の方の目線で指摘していただけるので、答え合わせのように納得できました。
こうした経験により、課題に正面から向き合い解決する力が養われたように感じています。
それが大学、延いては社会人になってからも自分の武器になると思います。

後輩へのアドバイス

100 チャレには「正解」はありません。
まずは、そのテーマについて調べるなどしているうちに思い浮かんだアイデアはどんどん記録しましょう。
そこから実現可能性などを考えて政策として提案できそうなものを探し出すことができると思います。
そして、皆さんが解決を目指すのは鹿屋市の課題ですから、鹿屋についてよく調べることも重要です。
鹿屋市の方々は、皆さんの提案する政策に”本気”で向き合ってくださいます。
皆さんも"本気"で鹿屋の課題に向き合えば、実りのある経験になるはずです!

齋藤 貴宏(法政大学 人間環境学部2年生)

さいとうくん

参加のきっかけ

もともと社会科が好きで公務員という職業を漠然と夢見ていた時に、仲が良かった先生から100チャレへ参加しないかというお誘いを頂いたからです。
1年目(中学3年時)は高校1年の先輩・同期・中2の後輩2名の計4名で参加し、エアメモリアルinかのやを契機とした地域振興を政策提言しました。
また、2年目(高校1年時)は同期・中3の後輩5名の計7名で参加し、農泊へのIot技術導入とDMOによる地域振興について政策提案しました。

参加してよかったこと

生涯をかけて研究したいテーマが見つかったことです。
僕は中学3年で地域活性化と出会い、今に至るまでほぼ毎日地域づくりについて何かしら考える生活を送っています。
要は地域づくりが僕の趣味になったのです。地域づくりについて考え、議論し情報を共有する時間が好きでたまらないのです。
これほどのめり込めるテーマを見つけられたことが僕が参加してよかったと思えることです。
無論、皆さん全員にここまでになれとは言いませんが100チャレを通じてなにか興味のある学問分野や社会課題を見つけてみるといいでしょう。
それが大学、延いては社会人になってからも自分の武器になると思います。

後輩へのアドバイス

アドバイスとして3点、言及したいと思います。

第1に、事例集や文献を読み漁ることを薦めます。
皆さんも、また僕も公務員の方々からすれば地域づくり・地方自治の素人です。玄人たる公務員さんに政策提言するためにはそれなりの知識をつけることが重要です。
公民や政治経済の教科書・資料集や行政のレポートを読んだり、文献や大学教授の論文を読むのもよいでしょう。
基礎知識や事例を知った上で立案することでより説得力ある発表ができると思いますので是非、実践してみてください。

第2に、固定概念に囚われないよう心掛けることを薦めます。
政策立案が進むにつれて「こうあるべき」という主張が形成されていくでしょう。
しかし気を付けなければいけないのは「べき論」に囚われ過ぎると、柔軟で奇抜な学生らしい発想や知見が削がれる可能性が高まるということです。
中高生というアドバンテージを最大限利活用し、実現可能な政策と理想論的な政策の2つを提言してみてください。

第3に、企画書としても通用するプレゼン資料を作ることを薦めます。
プレゼン資料には文字をあまり書かないというのが定石ですが、政策提言においてはプレゼン資料が企画書として使われる場合があります。
ですので文字に図形を重ねないように心がけることや矢印を使って論理展開を明確にするなどの工夫が必要です。
プレゼン資料としてみても企画書としてみても、自己の理論や主張が伝わるように工夫を凝らしてみて下さい。

N.T(東京大学 教養学部3年生)

参加のきっかけ

中学生のころ学校の先生から100チャレの紹介を受けました。
単なるアイデアコンテストではなく、自分のアイデアを実際に政策立案や政策実行にかかわる大人から評価やアドバイスを得られる機会だと知り、参加しました。
鹿屋市特産品のカンパチや紅はるかなどの販路拡大やふるさと納税を活用した「かのやファン化」促進などを提案しました。

参加してよかったこと

100チャレでは鹿屋市の職員の方々はじめ実際に鹿屋の政策にかかわるプロフェッショナルな大人が中高生の政策アイデアを審査します。
その審査では、アイデアの実現可能性や政策として実行した際の効果など、中高生には考えつかないほどの厳しい指摘が出されることもあります。
たとえば、観光客を増やすための政策を考える際も、観光客の視点だけでなく観光客を迎え入れる市民の視点や政策実行者の視点、近隣自治体の視点など多面的な視点をもって自チームのアイデアを省察し、それぞれの立場にとっての政策実現の可能性や効果を検討する必要があります。
こうした厳しい指摘をふまえて政策を考える過程で、実際に社会の課題を解決するために必要な思考を得られます。
自治体が実際に抱える問題にチャレンジする100チャレだからこそ得られた学びだったと思います。
また、100チャレでは一発勝負の大会だけでなく、大会後の交流会などで継続的に鹿屋市の様々な大人と触れ合い、アドバイスをもらうことができます。
中高生の頃から100チャレを通して、実際に社会の抱える問題に取り組む「かっこいい大人」に出会えたことはとても貴重な経験でした。

後輩へのアドバイス

100チャレでは、皆さん「プラス」の効果をもつ政策を作ると思います。その「プラス」は誰にとっての「プラス」でしょうか?
その他の人にとってその政策はどのような影響を与えるでしょうか?その政策以外に同じ「プラス」の効果をもつ政策はないでしょうか?
こうした疑問を絶えず皆さん自身の政策アイデアに対してぶつけることで、良いアイデアが生まれます。
そして、その経験は100チャレ卒業後も必ず役立つはずです。

 

【かのや100チャレ事務局(問合せ)】

参加者の声にご協力いただける方は、事務局までご連絡ください。

シーズプロデュース株式会社/担当:柳生

TEL:03-5335-7415/FAX:03-5335-7413

Email:yagyu(at)seasp.co.jp
※(at)マークは@に置き換えてください。

お問い合わせ

鹿屋市農林商工部ふるさとPR課ふるさとセールス係

電話番号:0994-45-6950

FAX番号:0994-40-8688

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