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更新日:2022年10月1日
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鹿屋市には、太平洋戦争時に3つの飛行場が存在し、日本で最も多くの特攻隊が出撃した歴史があります。鹿屋海軍航空基地からは908名、串良海軍航空基地からは363名の特攻隊員が出撃し、その尊い命を失いました。
現在も鹿屋市内に残る特攻隊に関する主な戦跡を、ご紹介します。
館内には旧日本海軍創設期から第二次大戦にいたるまでの貴重な資料のほか、「永遠の0」にも登場する「零式艦上戦闘機五二型」、特攻隊員の遺影や遺書などが展示されています。そのほかにも1階には、海上自衛隊の活動状況も紹介されています。
世界で唯一する現存する「二式大型飛行艇」も必見です。
所在地 |
鹿屋市西原3丁目11-2 |
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電話 |
0994-42-0233 |
営業時間 |
9時~17時(入館16時30分迄) |
休館日 |
12月29日から1月3日まで |
料金 |
無料 |
駐車場 |
あり |
トイレ |
あり |
掩体壕とは、敵機の空襲等から飛行機を守るために作られたコンクリート製の格納庫のことです。
この掩体壕は笠野原基地で使用されたもので、戦時中は零戦が入っていたと言われています
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所在地 |
鹿屋市川東町8206-5 |
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駐車場 |
あり |
トイレ |
なし |
串良基地から飛び立った特別攻撃隊員が突撃前に送る電信を受信していた地下壕です。
2か所の出入口は爆風を避けるためコンクリートや土塁が築かれています。
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所在地 |
鹿屋市串良町有里4963-2 |
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見学可能時間 |
9時~16時(年末年始は見学不可) |
駐車場 |
あり |
トイレ |
なし |
鹿屋基地から出撃し命を落とした特別攻撃隊員908名の御霊を祀る慰霊塔があり、908名の戦没者が銘板に刻まれています。
桜の花咲く4月には慰霊祭が行われています。
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所在地 |
鹿屋市今坂町12560 |
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駐車場 |
あり |
トイレ |
あり |
戦争末期、人間爆弾・桜花作戦を行った神雷部隊は野里国民学校を宿舎としていました。
特別攻撃隊員たちが別れの盃を交わした地に建つ「桜花の碑」は、当時報道班員として神雷部隊と生活を共にした作家・山岡荘八氏が揮毫したものです。
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残していきたい記憶 ~人間爆弾と呼ばれた「桜花」・前編~ |
残していきたい記憶 ~人間爆弾と呼ばれた「桜花」・後編~ |
残していきたい記憶 ~特攻出撃前数日間過ごした「野里国民学校跡地」~ |
所在地 |
鹿屋市野里町(朝日神社隣) |
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駐車場 |
あり |
トイレ |
なし |
笠野原飛行場は、大正11年に大刀洗陸軍飛行場(福岡県)の離着陸用の民間飛行場として誕生しました。
昭和20年3月18日以降に米軍による集中爆撃を受けると、格納庫を始めとする基地施設は大きな被害を受けました。
東西・南北に一本ずつ滑走路が伸びていましたが、終戦後に払い下げられ、現在は地下道入口が残っているのみとなっています。
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所在地 |
鹿屋市笠之原町 |
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駐車場 |
なし |
トイレ |
なし |
串良基地から飛び立ち戦死した特別攻撃隊員・一般攻撃隊員を祀る慰霊塔が建立されています。
滑走路跡の2本の直線道路は、桜の名所としても知られています。
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所在地 |
鹿屋市串良町有里5660-1 |
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駐車場 |
あり |
トイレ |
あり |
終戦後の昭和20年9月4日に進駐軍アメリカ海兵隊2,500人が高須の金浜海岸に上陸しました。
当時、鹿屋の多くの人々が進駐軍を恐れ、山間部に逃れたと言われています。
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所在地 |
鹿屋市高須町(県道68号線沿い) |
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トイレ |
なし |
米軍の本土上陸に備えて海岸部に作られたトーチカ(陣地)です。
コンクリートののぞき窓は海岸方向に向けられています。
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所在地 |
鹿屋市高須町(高須海水浴場脇) |
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駐車場 |
高須地区学習センターにあり |
トイレ |
高須地区学習センターにあり |
野里町側から霧島ヶ丘公園に昇る坂の中腹に、市街地を一望できる展望所があります。
鹿屋航空基地の滑走路や高隈連山を望むことができる人気スポットです。
また霧島ヶ丘公園内の展望台からは、鹿児島湾や開聞岳、桜島を見渡すことができます。
所在地 |
鹿屋市野里町 |
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駐車場 |
あり |
戦時中、空でつながっていた4市の新たな交流
太平洋戦争末期、加西市にあった姫路海軍航空隊、そして宇佐市にあった宇佐海軍航空隊では特別攻撃隊が編成され、若い隊員たちは集結した鹿屋市の基地からともに沖縄方面へ出撃していったのです。
そんな旧海軍飛行場ゆかりの地として空でつながる4市が、未来に向けて平和ツーリズム普及のためのプロジェクトを始動します。
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