更新日:2021年11月5日
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日本で乳がんにかかる女性は近年増加傾向で、働き盛り世代を中心に9人に1人が生涯で乳がんの診断を受けると言われています。
若い方が多いのが特徴で、40代、60代に多く、日本女性の死亡原因の上位に位置するがんです。
早期の乳がんは自覚症状がないことが多く、検診を受ける以外の方法では早期発見が極めて難しいです。
ステージIの早期発見で治療につながった場合には5年の生存率は9割と高いため、40歳以上の女性に検診の受診を推奨しています。
集団検診では「乳房X線検診(マンモグラフィ)を行っています。
また、一部の検診で「超音波検診」をオプション検査として受診できます。
病院で行う個別受診では「乳房X線検査(マンモグラフィ)」と「視触診」を併用して実施しています。
乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影することで、小さいしこりや石灰化を見つける検査です。
乳房が圧迫されるため痛みを感じる事もありますが、圧迫時間は数十秒ほどです。
また、放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。
鹿屋市の乳がん検診の対象者は、40歳以上の症状のない女性です。
鹿屋市では年に1回、受診することができます。
検査結果は「精密不要」「要精密検査」のいずれかです。
「要精密検査」の結果を受けた方は、速やかに精密検査を受ける必要があります。
「要精密検査」となった方すべてにがんが見つかるわけではなく、がんが見つかった場合にも早期発見であれば、回復する見込みは十分にあります。
過度に恐れず、乳腺疾患の専門医を受診しましょう。
早期の乳がんは自覚症状がないことが多いですが、しこり・乳房のひきつれ・乳頭から血性の液が出る・乳頭の湿疹やただれなどの気になる症状がある場合には、検診の受診ではなくすぐに医療機関を受診してください。
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