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更新日:2024年6月3日

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国立療養所星塚敬愛園について

鹿屋市街地から南約8kmに位置する、星塚敬愛園は全国に13か所ある国立ハンセン病療養所の一つです。

当時若手の代議士で、後に鹿屋市長になる永田良吉氏の誘致運動により、昭和10年10月28日に開設されました。
園名は、地名の星塚原と、西郷隆盛が好んだ「敬天愛人」からとったものです。

入所者数は昭和18年が最多で1,347名でしたが、令和6年4月1日現在では60名となっています。
平均年齢は89.8歳であり、長期間この園で暮らしてきた高齢の方々が中心です。

平成26年12月にオープンした社会交流会館「星塚の歴史」では、ハンセン病や敬愛園の歴史を知ることができます。
また、平成29年11月には、障がい者福祉施設「新樹楽園」が敬愛園敷地内に開設され、たこ上げ大会といった敬愛園の行事に参加するなど、両者の交流が深まっています。

これまで夏には納涼夏祭り大会、秋には敬老祝賀会などが開催されるなど、地域の方々も多く訪れています。

国立療養所星塚敬愛園将来構想(改訂版)

平成21年に施行された「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(ハンセン病問題基本法)」に基づいて、国立療養所星塚敬愛園入所者自治会や鹿屋市、鹿児島県等の関係機関や関係者からなる「星塚敬愛園の将来を考える会」を平成21年8月に立ち上げました。

その後、入所者へのアンケートや地域住民の意向調査等を踏まえて、平成22年6月開催の「星塚敬愛園の将来を考える会」において、3つの柱(医療・看護・介護、共生、啓発)と、7つの基本方針からなる国立療養所星塚敬愛園将来構想が策定されました。

策定から10年以上経過したことから、これまでの取組実績の検証及び評価を行い、改めて具体的施策を検討・協議するため、令和3年に「星塚敬愛園将来構想実現に向けた協議会」を発足しました。

「星塚敬愛園将来構想実現に向けた協議会」での検討・協議の結果、令和5年9月に国立療養所星塚敬愛園将来構想(改訂版)を策定しました。

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