更新日:2022年12月18日
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GAP(Good(よい)Agricultural(農業の)Practice(実践))とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための農業生産工程管理の取り組みのことです。
農産物の生産で最も重要なことは、食品としての安全性を確保することですが、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理に関する取り組みを行うことで、持続可能な農業生産につながります。
GAPはこれらの取り組み状況を記録簿や掲示物によって確認・表示しながら、農業活動を改善することで、より良い農業経営を実現する取り組みです。
「GAP認証」とは、取引先や消費者が直接確認できない生産工程を第三者機関の審査により、GAPが正しく実施されていることが確認された証明であり、GAP認証を取得することでGAPを実施していることが客観的に証明されます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、選手村で提供される食事に、GAP農産物が使われるほか、海外輸出時はもちろん日本国内の食品メーカーやスーパーでも、取り扱い商品においてGAP認証取得を求める動きが拡大しています。
GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ) | 第三者機関による審査・認証により客観性が担保され、国内または海外で認知されているGAP認証 |
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ASIAGAP(アジアギャップ) | |
JGAP(ジェイギャップ) | |
かごしまの農林水産物認証制度 (K-GAP)(ケイギャップ) |
平成22年4月に農林水産省が策定した、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」に準拠した鹿児島県独自の第三者認証 |
農産物の安全性向上 | 残留農薬、異物混入、食中毒等への対策など |
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労働安全の確保 | 作業中の事故回避、作業動線の確保など |
経営改善 | 不要な支出の削減など |
記録作成・保管 | 信頼性の向上など |
審査団体への事前の申込と審査による取組みの評価が必要となります。
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