鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)
鹿屋市短期経済観測調査について
鹿屋市では本市の経済動向をより的確に把握するため、平成27年度から市内事業者の協力を得て「鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を行っています。
今回、「第24回鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
第24回調査結果のポイント
- 2021年7~9月期(前期)の業況は「横ばい」。
- 新型コロナウイルスの影響により、厳しい状況が続いた。
- 2021年10~12月期(今期)の業況は「やや改善」。
- 新型コロナウイルスの感染拡大が小康状態となり、業況D.I.は3期ぶりに改善した。
- 2022年1~3月期(来期)の業況は「やや悪化」となる見通し。
業況DI
前期は▲35(良い<悪い)と、前々期(▲36)と横ばい
- 全体としては14期連続のマイナスで、調査開始(2015年7~9月期~2021年7~9月期)以来、6番目に低い水準となった。
- 前年同期(▲44)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、コロナ禍による巣ごもり需要の拡大などから、運輸業(前々期▲63→前期▲29)、農林水産業(前々期▲38→前期▲15)、情報通信業(前々期▲33→前期▲13)が大幅に改善した一方、不動産業(前々期20→前期▲50)が大幅に下落し、卸売・小売業(前々期▲27→前期▲38)が悪化した。
今期は▲31(良い<悪い)と、前期(▲35)よりやや改善
- 全体としては15期連続のマイナスで、調査開始(2015年7~9月期~2021年10~12月期)以来、8番目に低い水準となった。
- 前年同期(▲37)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、新型コロナウイルスの感染拡大が小康状態になった影響などから、不動産業(前期▲50→今期▲25)、製造業(前期▲38→今期▲15)が大幅に改善し、宿泊・飲食業(前期▲88→今期▲69)が改善した。
来期は▲37(良い<悪い)と、今期(▲31)より、やや悪化する見通し
- 業種別では、建設業(今期▲25→来期▲44)、宿泊・飲食業(今期▲69→来期▲88)、製造業(今期▲15→来期▲25)が悪化する見通し。
- 前年同期(▲32)と比較すると、やや悪化する見通し。

前期:2021年7月~9月期
今期:2021年10月~12月期
来期:2022年1月~3月期
調査要領
- 対象企業:市内事業所179箇所
- 調査時期:年2回(半期ごと)
- 調査方法:郵送方式
- 集計方法
回答数の構成比を求めた上で、「良い」の構成比から「悪い」の構成比を引いて「DI値」として指標化しました。
例えば、景況感の「良い」が10%、「悪い」が50%の場合、DI値は「-40」となります。
「DI」(DiffusionIndex、ディフュージョン・インデックス)は、企業や業界の景況感などを数値化した指標で、日本銀行の「全国企業短期経済観測調査」(日銀短観)などで用いられています。
業況、生産高、売上・完工高、在庫、販売単価、仕入単価、資金繰り、雇用人員、損益
鹿屋市短期経済観測調査結果

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