鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)
鹿屋市短期経済観測調査について
鹿屋市では本市の経済動向をより的確に把握するため、平成27年度から市内事業者の協力を得て「鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を行っています。
今回、「第26回鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
第26回調査結果のポイント
- 2022年7~9月期(前期)の業況は「やや改善」。
- 経済活動の回復が見られ、改善に転じた。
- 2022年10~12月期(今期)の業況は「横ばい」。
- 新型コロナウイルス感染症の第8波による感染拡大もあったが行動制限が行われなかったことで卸売・小売業、宿泊・飲食業等が改善し、横ばいで推移した。
- 2023年1~3月期(来期)の業況は「悪化」となる見通し。
業況DI
2022年7月~9月(前期)は▲36(良い<悪い)と、前々期(▲41)より、やや改善
- 全体としては18期連続のマイナス。
- 前年同期(▲35)と比較すると、ほぼ横ばい。
- 業種別では、農水産業(前々期▲65→前期▲35)と運輸業(前々期▲71→前期▲30)が大幅に改善した一方、前期大幅改善した不動産業(前々期0→前期▲17)は、再び下落した。
2022年10月~12月(今期)は▲33(良い<悪い)と、前期(▲36)と横ばい
- 全体としては19期連続のマイナス。
- 前年同期(▲31)と比較すると、横ばい。
- 業種別では、卸売・小売業(前期▲27→今期0)、宿泊業・飲食業(前期▲67→今期▲42)が大幅に改善する一方、不動産業(前期▲17→今期▲50)は、前期に引き続き大幅に悪化した。
2023年1月~3月(来期)は▲47(良い<悪い)と、今期(▲33)より、悪化する見通し
- 前年同期(▲31)と比較すると、悪化。
- 業種別では、不動産業(今期▲50→来期▲17)は、大幅に改善する一方、運輸業(今期▲30→来期▲70)と宿泊・飲食業(今期▲42→来期▲73)は、大幅に悪化、今期大幅に改善した卸売・小売業(今期0→来期▲40)も一転大幅に下落し、再びマイナス圏に転じる見通し。
調査要領
- 対象企業:市内事業所176箇所
- 調査時期:年2回(半期ごと)
- 調査方法:郵送方式
- 集計方法
回答数の構成比を求めた上で、「良い」の構成比から「悪い」の構成比を引いて「DI値」として指標化しました。
例えば、景況感の「良い」が10%、「悪い」が50%の場合、DI値は「-40」となります。
「DI」(DiffusionIndex、ディフュージョン・インデックス)は、企業や業界の景況感などを数値化した指標で、日本銀行の「全国企業短期経済観測調査」(日銀短観)などで用いられています。
- 質問項目
業況、生産高、売上・完工高、在庫、販売単価、仕入単価、資金繰り、雇用人員、損益、育児休業に関する取組
鹿屋市短期経済観測調査結果

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