鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)
鹿屋市短期経済観測調査について
鹿屋市では本市の経済動向をより的確に把握するため、平成27年度から市内事業者の協力を得て「鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を行っています。
今回、「第31回鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
第31回調査結果のポイント
- 2025年1~3月期(前期)の業況は「横ばい」。
- 2025年4~6月期(今期)の業況は「横ばい」。
- 売上・完工高の改善、製(商)品販売単価のやや上昇、原材料仕入単価の横ばいを受け損益はやや改善したものの、物価高や人手不足の懸念に加え、トランプ関税による先行き不透明感により企業マインドは低調で、業況は横ばいとなった。
- 2025年7~9月期(来期)の業況は「横ばい」の見通し。
業況DI
2025年1~3月期(前期)は▲24(良い<悪い)と、前々期(▲26)と横ばい
- 全体としては28期連続のマイナス。
- 前年同期(▲24)と比較すると、横ばい。
- 業種別では、農水産業(前々期▲47→前期▲11)と情報通信業(前々期▲43→前期▲14)は大幅に改善、卸売・小売業(前々期▲17→前期0)は改善、製造業(前々期▲32→前期▲28)はやや改善したが、宿泊・飲食業(前々期▲33→前期▲45)は悪化、建設業(前々期0→前期▲6)はやや下落、運輸業(前々期0→前期▲63)と不動産業(前々期0→前期▲50)は大幅に下落した。
2025年4~6月期(今期)は▲24(良い<悪い)と、前期(▲24)と横ばい
- 全体としては29期連続のマイナス。
- 前年同期(▲25)と比較すると、横ばい。
- 業種別では、情報通信業(前期▲14→今期14)は大幅に改善、卸売・小売業(前期0→今期11)は上昇したが、宿泊・飲食業(前期▲45→今期▲55)はやや悪化、建設業(前期▲6→今期▲18)は悪化した。
2025年7~9月期(来期)は▲23(良い<悪い)と、今期(▲24)と横ばいの見通し
- 前年同期(▲29)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、運輸業(今期▲63→来期▲29)と宿泊・飲食業(今期▲55→来期0)は大幅に改善、不動産業(今期▲50→来期▲40)は改善の見通しだが、製造業(今期▲26→来期▲31)はやや悪化、農水産業(今期▲11→来期▲21)は悪化、建設業(今期▲18→来期▲38)は大幅に悪化、情報通信業(今期14→来期▲14)は大幅に下落する見通し。
調査要領
- 対象企業:市内事業所175箇所
- 調査時期:年2回(半期ごと)
- 調査方法:郵送方式
- 集計方法
回答数の構成比を求めた上で、「良い」の構成比から「悪い」の構成比を引いて「DI値」として指標化しました。
例えば、景況感の「良い」が10%、「悪い」が50%の場合、DI値は「-40」となります。
「DI」(DiffusionIndex、ディフュージョン・インデックス)は、企業や業界の景況感などを数値化した指標で、日本銀行の「全国企業短期経済観測調査」(日銀短観)などで用いられています。
- 質問項目
業況、生産高、売上・完工高、在庫、販売単価、仕入単価、資金繰り、雇用人員、損益、「賃金改定に関する実態調査」について
鹿屋市短期経済観測調査結果

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