鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)
鹿屋市短期経済観測調査について
鹿屋市では本市の経済動向をより的確に把握するため、平成27年度から市内事業者の協力を得て「鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を行っています。
今回、「第30回鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
第30回調査結果のポイント
- 2024年7~9月期(前期)の業況は「やや悪化」。
- 2024年10~12月期(今期)の業況は「やや改善」。
- 物価高や人手不足の影響は根強いものの、賞与支給や年末年始に向けた需要増加もあり、業況は緩やかに改善している。
- 2025年1~3月期(来期)の業況は「やや悪化」の見通し。
業況DI
2024年7~9月期(前期)は▲29(良い<悪い)と、前々期(▲25)よりやや悪化
- 全体としては26期連続のマイナス。
- 前年同期(▲32)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、運輸業(前々期▲63→前期▲38)と卸売・小売業(前々期▲23→前期0)は大幅に改善、情報通信業(前々期▲29→前期▲14)は改善したが、宿泊・飲食業(前々期▲10→前期▲50)と農水産業(前々期▲28→前期▲65)は大幅に悪化した。
2024年10~12月期(今期)は▲26(良い<悪い)と、前期(▲29)よりやや改善
- 全体としては27期連続のマイナス。
- 前年同期(▲33)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、運輸業(前期▲38→今期0)は大幅に改善、農水産業(前期▲65→今期▲47)と宿泊・飲食業(前期▲50→今期▲33)は改善したが、情報通信業(前期▲14→今期▲43)は大幅に悪化、不動産業(前期20→今期0)は大幅に下落し、卸売・小売業(前期0→今期▲17)も下落した。
2025年1~3月期(来期)は▲31(良い<悪い)と、今期(▲26)よりやや悪化の見通し
- 前年同期(▲24)と比較すると、やや悪化。
- 業種別では、農水産業(今期▲47→来期▲37)は改善するが、建設業(今期0→来期▲33)と不動産業(今期0→来期▲20)は大幅に下落する見通し。
調査要領
- 対象企業:市内事業所175箇所
- 調査時期:年2回(半期ごと)
- 調査方法:郵送方式
- 集計方法
回答数の構成比を求めた上で、「良い」の構成比から「悪い」の構成比を引いて「DI値」として指標化しました。
例えば、景況感の「良い」が10%、「悪い」が50%の場合、DI値は「-40」となります。
「DI」(DiffusionIndex、ディフュージョン・インデックス)は、企業や業界の景況感などを数値化した指標で、日本銀行の「全国企業短期経済観測調査」(日銀短観)などで用いられています。
- 質問項目
業況、生産高、売上・完工高、在庫、販売単価、仕入単価、資金繰り、雇用人員、損益、「人材育成・定着に関する調査」について
鹿屋市短期経済観測調査結果

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