鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)
鹿屋市短期経済観測調査について
鹿屋市では本市の経済動向をより的確に把握するため、平成27年度から市内事業者の協力を得て「鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を行っています。
今回、「第29回鹿屋市短期経済観測調査(かのや短観)」を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
第29回調査結果のポイント
- 2024年1~3月期(前期)の業況は「改善」。
- 2024年4~6月期(今期)の業況は「横ばい」。
- 物価高や人手不足の影響は根強く、経済活動の回復への動きは足踏み状態となっている。
- 2024年7~9月期(来期)の業況は「横ばい」の見通し。
業況DI
2024年1~3月期(前期)は▲24(良い<悪い)と、前々期(▲36)より改善
- 全体としては24期連続のマイナス。
- 前年同期(▲33)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、建設業(前々期▲22→前期7)と卸売・小売業(前々期▲78→前期▲15)、不動産業(前々期▲80→前期20)は大幅に改善、情報通信業(前々期0→前期14)は上昇したが、宿泊・飲食業(前々期0→前期▲40)は大幅に悪化した。
2024年4~6月期(今期)は▲25(良い<悪い)と、前期(▲24)と横ばい
- 全体としては25期連続のマイナス。
- 前年同期(▲34)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、農林水産業(前期▲50→今期▲28)と宿泊・飲食業(前期▲40→今期▲10)は大幅に改善したが、運輸業(前期▲38→今期▲63)は大幅に悪化、情報通信業(前期14→今期▲29)は大幅に下落し、建設業(前期7→今期▲7)も下落した。
2024年7~9月期(来期)は▲23(良い<悪い)と、今期(▲25)と横ばいの見通し
- 前年同期(▲32)と比較すると、やや改善。
- 業種別では、卸売・小売業(今期▲23→来期0)と宿泊・飲食業(今期▲10→来期10)は大幅に改善するが、不動産業(今期20→来期▲40)は大幅に下落する見通し。
調査要領
- 対象企業:市内事業所173箇所
- 調査時期:年2回(半期ごと)
- 調査方法:郵送方式
- 集計方法
回答数の構成比を求めた上で、「良い」の構成比から「悪い」の構成比を引いて「DI値」として指標化しました。
例えば、景況感の「良い」が10%、「悪い」が50%の場合、DI値は「-40」となります。
「DI」(DiffusionIndex、ディフュージョン・インデックス)は、企業や業界の景況感などを数値化した指標で、日本銀行の「全国企業短期経済観測調査」(日銀短観)などで用いられています。
- 質問項目
業況、生産高、売上・完工高、在庫、販売単価、仕入単価、資金繰り、雇用人員、損益、「賃金改定に関する実態調査」「仕事と育児等が両立できる職場環境づくりの支援について」について
鹿屋市短期経済観測調査結果
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