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更新日:2026年10月21日
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昨年、戦後80年を記念して上演され大反響となった創作舞台「野里国民学校」( 制作:(株式会社)ニライスタジオ) が8月22・23日に市文化会館で再上演されました。本舞台は従軍記者が記した記事を原作に、特攻兵たちの葛藤や野里での暮らしを描いた作品で実際に残されているエピソードをもとに作られました。
太平洋戦争末期、最も多くの特攻機が飛び立った鹿屋。特攻の犠牲となった多くは、10〜20代の若者でした。基地のすぐそばにあった野里国民学校は、そんな彼らの寄宿舎。高等教育機関を出た後に従軍した若者たちは、この国の未来と、自身の将来や夢とをひき替えに、南の海へと飛び立ったのです。
鹿屋市は特攻兵器「桜花」が実戦に向けて唯一飛び立った地でもあります。「人間爆弾」と称された桜花は、既存の航空機を改造したものではなく、乗員の命を弾頭とするためだけに専用開発された兵器でした。滑走路に着陸するための車輪はなく、積まれた燃料は敵艦へ突入する瞬間に加速するための、わずか数10秒分のロケット火薬のみ。生還するための手段をすべて削ぎ落とされた機体は、搭乗員に「絶対の死」を強いるものです。
私たちは儚くも強く、優しい心を持って散ってしまった「桜」たちを忘れず、今後二度と繰り返さないために後世に語り継がなければなりません。

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