更新日:2022年11月9日
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本市では、8020(ハチマルニイマル)運動の一環として、毎年8020表彰を実施しています。
「8020運動」とは、「80歳まで自分の歯を20本以上保とう」という運動で、親知らずを除く28本中20本以上の自分の歯があれば、ほとんどの食べ物をかみ砕くことができ、美味しく食べられると言われています。
1989年以来、厚生労働省・日本歯科医師会が中心となって8020運動が進められてきました。
2016年の歯科疾患実態調査では、ついに8020達成者が50%を超えたとされていますが、本市では2018年時点で41%となっています。長寿高齢化社会において、生涯豊かに楽しく過ごしていただくために、いつまでも自分の歯で、自分の口から食事を摂ることがとても大切です。
むし歯や歯周病は、風邪等の感染症とは違い、一度溶けてしまった歯や歯を支える骨は、元に戻すことはできません。
また、昨今ではオーラルフレイル(口腔の虚弱)が、全身の健康を脅かすと言われています。
全身の健康のためにも、8020を目指すには、歯が形成されるお母さんのお腹の中から始まり、各ライフステージにあった予防に取り組むことが重要です。
すでに歯の本数が20本に満たない方も、残っている歯を大切にし、歯科治療や義歯により噛む機能を補い回復させ、口腔内を清潔に保ち、全身の健康づくりに取り組みましょう。
参考:厚生労働省、日本歯科医師会、鹿児島県歯科医師会、8020財団
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