更新日:2024年7月1日
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本市では、8020(ハチマルニイマル)運動の一環として、毎年8020表彰を実施しています。
「8020運動」とは、「80歳まで自分の歯を20本以上保とう」という運動で、親知らずを除く28本中20本以上の自分の歯があれば、ほとんどの食べ物をかみ砕くことができ、美味しく食べられると言われています。
1989年以来、厚生労働省・日本歯科医師会が中心となって8020運動が進められてきました。
2016年の歯科疾患実態調査では、ついに8020達成者が50%を超えたとされていますが、本市では2018年時点で41%となっています。
長寿高齢化社会において、生涯豊かに楽しく過ごしていただくために、いつまでも自分の歯で、自分の口から食事を摂ることがとても大切です。
むし歯や歯周病は、風邪等の感染症とは違い、一度溶けてしまった歯や歯を支える骨は、元に戻すことはできません。
全身の健康のためにも、8020を目指すには、歯が形成されるお母さんのお腹の中から始まり、各ライフステージにあった予防に取り組むことが重要です。
しかし、昨今では「オーラルフレイル(口の衰弱)の始まりが全身の衰えに繋がる」と言われており、歯の本数の保持だけでなく、オーラルフレイルの予防(口の機能低下予防)が重要視されています。
令和5年度から、以下のとおり年齢・歯の本数に加え、口の清掃状態及び機能が維持されている優良者表彰に変更になります。
旧 | 新 | |
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対象者 |
鹿屋市民 |
お口元気歯ッピー健診は、鹿児島県後期高齢者医療広域連合が実施している後期高齢者の歯科健康診査のことです。※対象の方には案内が届きます。 |
条件 |
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募集方法 |
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募集なし
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すでに歯の本数が20本に満たない方も、残っている歯を大切にし、歯科治療や義歯により噛む機能を補い回復させ、口腔内を清潔に保ち、全身の健康づくりに取り組みましょう。
参考:厚生労働省、日本歯科医師会、鹿児島県歯科医師会、8020財団
来年度からは、前年度にお口元気ハッピー健診を受診した方のみを対象とした優良者の表彰を行います。
例:令和6年度の受賞者…令和5年度にお口元気ハッピー健診を受診した方の中から選定
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