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更新日:2024年11月27日

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声かけ訓練について

声かけ訓練とは

声かけ訓練とは、認知症による行方不明が発生することを未然に防ぐため、地域住民等が正しい声かけ体験を通して、
認知症を理解し地域で支える仕組みづくりを構築するための訓練です。実際にそのような場面に遭遇した際に、戸惑わ
ず、落ち着いて適切な声かけができるよう、認知症高齢者(行方不明者)役に対しての疑似体験するものです。
声かけ訓練を開催する目的として、次のことが挙げられます。

  • 認知症への理解を深めるため
    認知症の症状について正しく学び、認知症への理解が深まることで、認知症の人や家族を温かく見守り、支えて
    いく意識が高まります。
  • 認知症高齢者等の気持ちに配慮した声かけや見守り方を学ぶため
    道に迷ってしまうなど、認知症高齢者等は不安な気持ちでいっぱいです。認知症サポーター養成講座を受講した
    り、声かけのレクチャーといった事前学習の機会を設けることで、実際の訓練で実践できます。
  • 声かけ・見守り・保護につながる仕組みを整備するため
    行方が分からなくなってしまった認知症高齢者等をできるだけ早期に発見し、無事に保護できるような仕組みづ
    くりを地域全体で考え整備することにつながります。

これまでの訓練について

これまでの声かけ訓練の開催状況は次の表のとおりです。
町内会を主体とした開催となるよう支援しています。
町内会、警察、近隣の介護事業所、キャラバン・メイト、鹿屋市地域包括ケア推進サポートワーカー、地域包括支援セン
ターといった様々な関係団体の協力のもと開催しています。
訓練を開催してみたい、まずは話を聞いてみたいと御希望がある際は高齢福祉課までお問合せください。

声かけ訓練開催状況
開催年度 開催地区 開催種別 参加者数
令和元年度 串良町大迫地区 声かけ+捜索 89人
令和4年度 吾平町中央麓地区 声かけ+捜索 101人
令和5年度 東原町内会 声かけ+捜索 72人
令和6年度 花岡町内会・鶴羽町内会 声かけ+捜索 41人

その他

東京都健康長寿医療センター研究所福祉と生活ケア研究チームから、認知症を原因とした行方不明事案に関する調査研究
結果から得られた情報を基にした、「認知症による行方不明-いのちを守るために必要なこと-」というパンフレットが
発出されています。
行方不明の現状、行方不明にいたる要因、発見に関する事項等について分かりやすくまとめられていますので、詳しくお
知りになりたい方は、リンクから内容を御確認ください。
「認知症による行方不明-いのちを守るために必要なこと-」(外部サイトへリンク)


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お問い合わせ

鹿屋市保健福祉部高齢福祉課地域包括ケア推進係

電話番号:0994-31-1116

FAX番号:0994-41-0701

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