更新日:2023年8月15日
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ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とする、夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎で、いわゆる
夏かぜの代表的疾患です。
感染者との密接な接触を避けることやうがい手洗いをしっかり行いましょう。
発熱と口腔の粘膜に水疱性の発疹を特徴とし、夏期に流行する急性ウイルス性咽頭炎です。
便にウイルスが排出され、それが口に入ることで感染する糞口感染や、咳やくしゃみによる飛沫感染があります。
夏かぜの代表的な疾病で、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因になって発症します。
潜伏期間は2~4日で、初夏から秋にかけて流行し、4歳以下の乳幼児に多く発症します。
突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、手足の痛み等がみられます。
発熱と同時か1日遅れくらいで1~5mm程度の水疱~潰瘍が口峡部(のどちんこの辺り)に数個~10数個できます。
5~7日で症状は軽減しますが、発熱時に熱性けいれんを起こすこともあります。
また、口の中や喉が痛くて食事が食べられず、ひどい場合は水分も受けつけず、脱水症を起こすこともあります。
その際は、できるだけ、刺激の少ない、固くない物を与えてください。熱が下がるのに続いて、喉の痛みも治ります。
頻度は非常に低いですが、無菌性髄膜炎や急性心筋炎、脳炎等の報告もあります。
回復後も2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排出されますので、おむつの交換の後はしっかり手洗い・うがいをするようにしましょう。
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