閉じる

ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > 健康 > 感染症情報 > 水痘(水ぼうそう)に注意しましょう

更新日:2023年2月17日

ここから本文です。

水痘(水ぼうそう)について

水痘とは?

水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる感染症で、成人では発疹出現前に1~2日の発熱と全身倦怠感を伴い、子どもでは通常発疹が初発症状であるウイルス感染症です。
また、年間を通して患者発生が見られますが、流行時期は、特に毎年12~7月頃で、8~11月頃に減少します。

感染経路は?

患者の咳や唾を吸い込むことによる飛沫感染や、発疹や水疱に触ることによる接触感染があります。
発疹の出る2日前から水疱が出ている間あるいは痂皮(かさぶた)になるまで、周りの人に感染します。

症状は?

2週間程度(10~21日)の潜伏期の後、発熱・かゆみを伴う全身性の発疹・だるさ(倦怠感)が見られます。
発疹は全身に現れ、かゆみを伴い、紅疹・丘疹を経て水疱状となり、最後は痂皮(かさぶた)になります。
また、数日にわたり新しい発疹が出現するため、急性期には紅斑、丘疹、水疱、痂皮(かさぶた)などが混在することが特徴です。
一般的に軽症で、倦怠感、かゆみ、38℃前後の発熱が2~3日続く程度で予後は良好ですが、二次性の細菌感染・肺炎・無菌性髄膜炎・脳炎などを合併することがあります。

予防するには?

  1. 予防法には、水痘ワクチンを接種することです。(1歳以上が対象で任意接種。有料)
  2. 水痘の患者さんと接触した場合には、72時間以内に水痘ワクチンを接種することで、発症の防止・症状の軽症化が期待できます。
  3. 流行時には、流水と石けんによる手洗い・うがいを励行しましょう。
  4. 感染者との密接な接触を避けましょう。

お問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

  • かのやばら園